サックス奏者、インプロバイザー西口明宏氏のファーストアルバム「Tre agrable」のアルバムを担当しました。若きジャズメンの方たちの活躍は目を見張ります。10年後、20年後のライブハウスがどんなふうになっているのか、とても楽しみです。音楽、特にJAZZはやはりライブを聴いてしまうと「ライブが現場だ」と思わざるを得ません。だからこそ、アルバムも意味を持ち始めるのですが。
デバイスがCDから配信に移行し、HMV Shibuyaのような大型CDショップが閉店し、まるで音楽がなくなってしまうかのような悲観的な気持ちになってしまいそうですが、デバイスやメディアの移り変わりはこれまでもありました。私はカセットテープでエア・チェック(死語ですね、笑)していた世代ですが、カセットはもう扱わなくなったけれども、音楽に対する熱はあの時と同じかそれ以上です。早くメディアの移行期という境目の時期を通り過ぎて、また音楽のこと、アーティストのことをじっくり話し、鑑賞に集中できる時期が来てほしいと願っています。ジャケットに採用させていただいた作品は画家の柏原晋平氏の作品。